日本にIPv6が(強制的に)普及する…のかも?

Posted at Wed, 24 Feb 2010 20:13:13 +0900 (JST)

『ソフトバンク、2010年4月に「6rd」採用のIPv6インターネットサービス開始』

以前にもさらっと取り上げた、「6rd」というIPv4網上にIPv6ネットワークをトンネリングさせる技術が、なんとSBで商用網に、しかも一般ユーザ向けに使われるそうで…いやはや恐ろしいことです。
SBは伝統的というか配下にあるSBT(この場合はソフトバンクテレコムではなくソフトバンクテクノロジーを指す)がCisco製品しか取り扱わないので、商用網でも殆どをCiscoで統一されているからこそできる業とも言えます。
FTTHはまだしも、xDSLでは結構なシェアを抱えていますから、これで日本にも一気にIPv6化の波が来る可能性があります…あくまで可能性ですけどね。はてさてどうなることやら。続報が楽しみです。

—–

『KDDI、MVNOとしてPC向けWiMAXサービスを3月1日より開始』

恐らくKDDIとしては「なんとまどろっこしい」と思ってることでしょう。
事実上支配下にある子会社のサービスをMVNOでしか扱えないんですからね。

—–

『ケイ・オプティコム、「eoモバイル」を3月1日本格スタート』

そして関西のFTTHの雄は、E悪のMVNOでモバイルを本格的にスタートします。
十中八九、wholesale価格が安いからDCMではなくE悪なんでしょうけど、それにしてもねぇ…エリアがなぁ。

—–

『スマートフォン出荷数が23.8%増、iPhoneのシェアは14.4%に拡大』

これは世界での話。相変らずiPhoneのシェアが大きく伸びているようです。
返す返すもWILLCOMはアホな戦略を取ったものです。

—–

『「Googleの主張は事実無根」、中国政府が反論』

これも相変らず毎日記事が出ているものの続報。今度は公式に中国共産党が反論したようです。公式の場での反論は初なので、共産党としてはこのスタンスを保つのでしょう…ということは、Googleの中国撤退は時間の問題でしょうか?

—–

『「Google Buzz」はFacebookやTwitterに対抗しない――Google幹部が説明』

ほほぉ、どこまで本心か分かりませんが、Googleとしてはこう言っているようです。
その割にはセキュリティが甘いのは何故なんでしょうね?

—–

『XeroxがGoogleとYahoo!を提訴 文書管理特許めぐり』

おや? と思った記事です。なぜ今XeroxがGoogleやらYahoo!やらを訴えるんだろう?
そんなに今期は業績が良くないんでしょうか。

—–

『サポート切れOSを仮想化、クラウドで フルスピードなどが新サービス』

いやぁ、これは無いわ…OSのセキュリティパッチが無いものをInternetに晒すなんて正気の沙汰じゃありません。いくら仮想化してていざとなれば切り戻せるとはいえ。
需要はあるのかもしれませんが、日々セキュリティ関連で危ない記事が溢れている現代のInternetで、これは危険でしょう。

—–

『日本経済新聞、電子版を3月創刊。購読料は月額1000円から』

いわゆる一般紙の扱いを受けているものの、その実は経済専門紙である日経が、遂に有料化に踏み切りました。新聞社の2013年問題で真っ先に影響を受けると言われてるからこその危機感が垣間見えます。
個人的には日経は記事の繰り返しが多いのであまり読む気がしないのですが、はてさてどこまで有料会員数を伸ばせるのか…今後に注目ですかね。