来るべきときが来た

Posted at Wed, 20 Jan 2010 20:35:15 +0900 (JST)

『未割り振りのIPv4アドレスが残り10%を切る』

来るべきときが来た…という感じでしょうか。しかも今回割り当てらてたのがAPNICというのも興味深いです。それだけアジア圏でユーザ数が伸びているということなのでしょう。
それにしても今回割り当てられたCIDRが「1.0.0.0/8」と「27.0.0.0/8」というのも粋な数字です。特に前者は我々のようなネットワークエンジニアがルータやスイッチの動作テストでとりあえず振ってみるアドレスだったりします。
もちろんこれらのCIDRを実際に広告したりせず、閉じた環境で使うのですが、これからは冗談でも使えないCIDRになるのか…と、ちょっと面白く思いました。
アクセス解析に「1.x.y.z」みたいなIPアドレスが来るかもしれない時代になるんですなぁ。

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『Microsoft、Bingでのユーザーデータ保持期間を6カ月に短縮』

最近のM$は妙にEU寄りな施策を打っています。どうしたんでしょう、M$らしくない。それだけ最近の世界的な不況が深刻なのかもしれません。
ただ、この変更がGoogleには何の影響も無いところは、スタンスの違いを見せつけられている恰好にはなってます。検索エンジン事業が柱なのかそうじゃないのか、それだけの差がこうなって出てるとも言えるんでしょうね。

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『中国駐在ジャーナリストのGmailにハッキング攻撃』

ここ連日このニュースでもちきりなこの業界ですが、遂にこんな事件が表沙汰に。
こりゃ明らかに内部犯行のような気が…どうなんでしょ?
これに付随してGoogleについては

『Google、中国でAndroid携帯の発売を延期』

なんて記事も出ています。こっちは想定される範囲内の影響でしょう。

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『au、基本料390円のキャンペーン「ガンガン学割」』

結局は料金なのか…と思わずには居られない記事ですが、かつてauと言えば学生を「ガク割」で囲い込んで成人になってからも使い続けてもらう施策を取っていたので、ある意味では原点回帰とも言えます。
番ポもある今、はてさて、どこまで上手く行くことやら…?
そしてSBMはこの料金施策に対抗するプランを準備するんでしょうか??

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『Windowsに新たな未修正の脆弱性、回避策の利用を』

16ビットのアプリケーションを使うときのみの脆弱性だそうです。さすがに現在だと一般的には使われてないような気がします。業務用はまだまだあるかもしれませんけどね。M$の脆弱性については昨日の続きで

『Microsoft、“Google攻撃”脆弱性修正の定例外パッチ提供を決定』

なんてのも出ています。ダメリカ時間で20日にリリースされるそうなので、日本では明日には適用できることになるようです。

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『SARVH対東芝の「補償金訴訟」が開始、裁判官は請求内容に関心』

ほほぉ、日本の裁判官にも心得た人が居るものです。ちゃんと請求事項を明確にしてから判決を下そうという意思が見えます。この裁判の行方はぜひ追って欲しいものです。なかなか興味深い。

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最後はオマケ

『ビル・ゲイツ氏、Twitter開始』

ホントに猫も杓子も…ですな。