ここまで言われる義理は無い!

Posted at Wed, 16 Dec 2009 08:10:02 +0900 (JST)

『“3ストライク法”検討すべき、Share一斉摘発で権利者団体が主張』

おいおい、何を言い出すのやら…成立させた当のフランスでさえ法の運用に慎重にならざるを得ない内容なのに。ちゃんと中身を読んでるんでしょうか?
確かに今回捕まった連中はアホなことをしていますが、それとInternetへ接続する権利は別物だろうに。なぜそこを一緒くたに考えるかなぁ。今回の一斉摘発のように、折に触れてアホどもを捕まえりゃぁ良いじゃないか。
こんな“やらずぼったくり”の連中にここまで言われる義理はありません。

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『WSJ日本版サイトがオープン、月額1980円で有料会員向け記事も』
『朝刊購読者は無料 富山の地方紙、Web新聞創刊へ』

いやぁ、報道されている媒体は違いますが好対照な記事が出ていてなかなか面白いですな。
前者はいくらダメリカでは成功しているらしいとはいえ、Web版だけで紙媒体もないのに月額1,980円も払う奇特な日本人は居るでしょうかねぇ? 私は居ないと思います。しかも日本法人社長がカバこと北尾大先生とはww
そう考えると後者の北日本新聞は良いところを突いてるなぁと思います。まがりなりにも正規の読者には無料でIDを付与するそうなので、紙媒体を補完する記事をWeb版に載せるようにすれば相互メリットも大きいでしょう。Kindleだの何だの言ってても、閲覧性では紙媒体に勝るものはありませんから。私は北日本新聞の取り組みを今後も期待して見守りたいと思います。

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『NECエレとルネサスが合併、新会社設立へ』

以前から言われていたこととはいえ、1ヶ月前倒ししてまで急いでいたとは知りませんでした。もうNECと日立が合併すりゃぁ良いんじゃないでしょうか?
DRAM専業の親方日の丸企業・エルピーダも、実質台湾企業に身売りに近い状態ですから、日本の半導体企業が岐路に立たされているのは間違い無いんですが。

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『米Oracle、MySQLの扱いをめぐるEUの懸念を受けて10の約束を発表』

昨日の生みの親による救出作戦を受けてのリリースでしょう。Oracleもなかなか動きが速い。そこまでしてなんとか飼い殺しをしたいんでしょう。
しかも注目すべきは“有効期間は取引完了後最初の5年間”と区切っているところですね。その後はどうするか解らんぞ、とも取れます。そりゃ生みの親が救出しようと思うワケだ。

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『Google、「goo.gl」で独自のURL短縮サービス開始』

Twitter流行りでURL短縮サービスもいろいろ出て来てますが、遂にGoogleまでもが動き出したとは、それだけ成長性を見込める市場だということなんでしょう。でもどうやって儲けるんでしょうね?

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『NTTで過大請求2億3000万円・過小請求4億8900万円、1971年から』
『NTT西、Bフレッツ「ワイヤレスファミリータイプ」の新規受付停止』
『2010年上期のユニバーサルサービス料、1番号あたり月額8円に』

みかか関連を3連発。
最初のは専用線サービスでの話。38年間でこの金額だと、月額ではそれぞれ504,385円と1,072,368円になるので、そんなに大きくはないのですが、塵も積もれば何とやらで大きな数字になっています。
真ん中のは、やはり日本ではこんなことするよりファイバなり銅線なりを敷いたほうが安いんじゃないか…と思わずにはいられません。現時点でも3,000ユーザだそうですし。
後者は現在と変わりませんが、今後ジリジリ上げられることは言うまでもありません。100円ぐらいになったら大騒ぎになりそうです。

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『Googleの携帯電話「Nexus One」、米政府の認可取得』

なんだ、HTC製か…あまり食指は動かんなぁ。

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『「Googleによるデータ保有が人々の個性を奪う」――セキュリティ研究者シュナイアー氏』

ダメリカでは依然として、Googleのエリック・シュミットCEOのアホ発言が大々的に取り上げられている様子が目に浮かびます。そりゃそうだよなぁ。どこよりも個性だの人権だのに五月蝿い国ですからね。

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『ニフティ、大学の研究室や研究機関に高機能コンピュータを開放』

遂にISPがこんなことまでしないと食い繋げない時代になったとは…寒い時代です。