Braunのシェーバは自分でバッテリを換えられない

Posted at Mon, 30 Nov 2009 20:54:24 +0900 (JST)

今朝、いつものように髭を剃ろうとBraunのシェーバのスイッチを入れようとしたら、見慣れぬ表示が出ていた。

バッテリ衛生?

バッテリ衛生?


バッテリ衛生?

つまりは「18ヶ月経ったんだから内蔵の充電式リチウムイオンバッテリを交換しろよ」ということらしい。はて、18ヶ月も経ったっけな…と保証書を確認すると、購入したのは2008年8月24日らしいので、使い始めて15ヶ月ちょっと経過したことになる。

私が持っている型(プロソニック9795)はアルコール洗浄と充電を同時に行うにもかかわらず、取扱説明書には「ご使用後、毎回の洗浄をおすすめします。」とゴシック体で強調されているが故に、このとおりにするとリチウムイオンバッテリに対して最もやってはいけない“殆ど使ってないのに毎回充電する”という運用になってしまうのだ。私もこのことは充分過ぎるぐらい解っているにもかかわらず、アルコール洗浄された後に気持ち良さに負けて毎回洗浄してしまった。その結果、バッテリを1目盛も使い切ることなく充電してしまい、今回の表示となったのだろう。寧ろメモリ効果を考慮しても15ヶ月まで良く持ったと思うべきなのかもしれない。【2009/12/01 05:46追記】リチウムイオンバッテリにメモリ効果は無いそうだ。勘違いしていた。

しかし解せないのが、そのバッテリがユーザの手で交換できないことだ。取扱説明書にはあたかもユーザで交換できるかのような分解手順も書かれているのにもかかわらずだ。

今日の帰りに新宿西口のヨドバシカメラで店員に訊いたところ、
『お客様による交換ではなく、預り修理となります。防水加工を施す必要もあるので』
「(防水加工ったってなぁと思いつつも)預り期間はどのぐらいですか?」
『それが分からないんですよ。基板が壊れている可能性もありますし』
「(基板が壊れてバッテリ交換を表示するのかと思いつつも)費用はどれぐらい掛かりますかね?」
『それも分からないんですよ。まずは修理に出してみないことには…申し訳ありません』
とのやりとりで、一旦退散した。

ここで問題なのは、新宿までの電車賃である。

個人的な話だが、現在の会社は年内いっぱいで退職し年明けからは別の会社(といっても以前在籍していた会社なのだが)に復職することが決まっているうえに、現在持っている新宿までの定期券が12月3日で切れるのだ。しかも最終出社日は12月11日で了承されているので、残り6日間分は回数券でも持て余すためPASMOで通常どおり支払って精算することにしており、修理に出して取りに行くのが11日までに収まらない場合は通勤費とは別に電車賃を払う必要があるのだ。

これが新宿までの電車賃が往復で1,000円近くするなら多少強引にでも新宿での用事を作って取りに行けば良いものの、現在の居住地は新宿からの初乗り運賃圏内なので尚更腹立たしい感じがするのはどうしてだろうか。新宿でメシを食うぐらいを電車賃として払うのは許せても、缶コーヒー2本分だと惜しく感じる…人間とは妙なものだよなぁとつくづく感じる。そう感じてるのは私だけなのかもしれないが。

明日修理に持参して、却って来るまで髭を剃らずに出社するか、最終出社日に修理に出して、取りに行くためだけに新宿までの電車賃を払うか…うーむ。変なところで悩むなぁ。

いちばんの解決策は、取扱説明書にあるように、ユーザ自身でバッテリが交換できることなのは言うまでもない。