設備投資してないんだから、当たり前
まぁ例によって大きな打ち上げ花火をドカンと上げているのですが、あれだけ設備投資を抑えれば、そりゃ年間3,000億のフリーキャッシュが手にできるでしょうよ。
でも損よ、忘れてはならないのは、キャリアは設備投資産業だということだ。いかに先手を打って設備投資ができるかどうかが、キャリアの質と言っても良い。その視点で行けば、今のSBMはダメだ。
それにしてもチャーンレートが1.24%というのも他キャリアのほぼ倍という凄い数字。つまりSBMからDCMやauへ逃げている客が結構な数居ることを示しています。
はてさて、設備投資をしないキャリアがいつまで持つのか、生暖かい目で見守りたいと思います。
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『イー・モバイル、3Gモジュール内蔵の小型無線LANルーター』
こんなもん売る前に、自社網のスループットの悪さをどうにかして欲しいと、既存ユーザは思ってるでしょうね。
私だったらSBM同様、絶対使わないキャリアです。
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『米Dell、ネットワーク機器のOEM提供で米Juniperと協業』
ありゃ、これはまたビックリなニュースです。Juniperも手を広げ過ぎている感がありますが、IBMに続いて2個目の大型契約です。これでまたネットワークベンダの淘汰が進みますなぁ。
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ああ、やっぱり嫌な波及効果が出て来ています。フランスでの成立を受けて、イギリスでも同じような法案が提出されたようです。
これが世界の流れになるのは危険だと思うんですけどねぇ。法律運用者がいくらでも恣意的に適用できてしまう可能性が否定できませんから。
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『Google、Google Voiceでの遮断問題についてFCCに回答』
ほほぉ、局番単位から番号単位まで絞り込んだようですね。
それでも遮断する行為そのものは止めないようですが、今回に限ればGoogleの言い分が正しいように思います。
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『三洋、eneloop生産拠点を売却 パナソニック子会社化で海外独禁法に対応』
おいおい、いくら独禁法に引っ掛かってるとはいえ、三洋の唯一の稼ぎ頭と言って良いeneloopの生産拠点を売って良いんでしょうか?
救いの手を差し延べたパナソニックも「聞いてない」ってことはないですよね??
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やっと辞任か…というか、1つの時代が終わった象徴のようにも映りますね。
M$に徹底的に潰された「一太郎」が可哀想だという話も無きにしも非ずですが、業績不振が長かった以上、仕方無いのかもしれません。