原因と復旧過程が知りたい…けど無理だろうな

Posted at Mon, 19 Oct 2009 07:46:11 +0900 (JST)

『Microsoft、T-Mobileのユーザーデータは「ほぼ復旧」と発表』
『米Microsoft、Sidekickの「ほとんどのデータは復旧可能」と発表』

「史上最大のデータロスト事故」とまで言われていたこの件、どうやら意地で?復旧させてしまったようです。
何しろ範囲はSidekich全ユーザだったのですから、そう言われても仕方無いんですけど、「ほぼ」復旧可能とのことで、当のユーザ諸氏にとっては胸の閊えが下りたことでしょう。
我々のようなエンジニアにとっては、後学のためにもぜひ、今回の事故の原因と復旧過程は示して欲しいところですが、M$がそんなことするとは思えませんからねぇ。

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『携帯・PHS各社、Windows 7への対応状況を明らかに』

今訊くのは早計というものでしょう。製品版とRTM版が違うことだって充分あり得ますからね。笑えるのが、SBMがAppleに振り回されている様がそのまま出ていることでしょうか。もっともこれはApple本社と日本法人の間でも大差無いと思いますが。

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『接続料やメール転送はどうすべき? 情通審が答申』

なんだか話が妙な方向に行ってますね。特に接続料金について。スタートは「設定される過程の透明性を高める」という話だったと思うんですが、いつの間にか「接続料金の算定方法を統一する」と、踏み込んだ話になっています。なんでこうなったんでしょうね?
E-mail転送は無理でしょう。SMSを先に全キャリアで通すと宣言してしまった以上、こんな後ろ向きの施策を本気でやるキャリアは居ないと思います。

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『オーストラリアの大学、Twitterを「必修科目」に』
『「商用APIは年内にも公開」、Twitter創業者インタビュー』

なんだか踊らされてるとしか思えない最近のTwitterブームですが、前者に至っては何が何だか。ジャーナリスト志望の学生が対象だそうですが、まずはマトモなレポートが打てるなり喋れるなりが先だと思うんですけどね? 「タダのものは何でも使え」という主義の大学なのかもしれません。
後者は創業者へのインタビュー記事ですが、殆ど何も答えてないですね。

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最後はオマケを2つ

『JEITA、「デジタル専用DVD録画機は補償金対象外とすべき」』
『「Microsoftが128ビット版Windowsを開発中」といううわさはデマ』

前者は尤もな話です。コピワンだのダビテンだの言ってるんですから、私的録画録音補償対象外なのは当たり前田のクラッカー。今回はJEITAが正しいと思いますん。
後者は私もあまり信じてなかった内容ですが、改めて否定する内容…というか、巷の「記者」と呼ばれる連中は何やってんだという感じです。