当たると良いなぁ
『米T-Mobile、スマートフォン「Sidekick」の全ユーザーデータ消失』
『MicrosoftのT-Mobile向けクラウドでユーザーデータ消失』
一部では“未曾有のクラウド事故”などと呼ばれていますが、なかなかインパクトは大きいようで、実際の被害者数が公表されてないのも気になります…というか、カウントできていないのかもしれません。
“T-MobileはSidekickユーザー全員に対し1カ月分のサービスを無料で提供するほか、データを失ったユーザーに対し、T-Mobileで使える100ドル分の商品券を提供する”
そうで、どうにかユーザを繋ぎ止めるべく必死のようです。日本のどこぞのキャリアは、T-Mobileの爪の垢でも煎じて飲めよと思いますな。
しかし、OSに Windows Mobile 独自のDangerOS(最新版のDangerOS 5.0はNetBSDをベースにしているともされる)を使っているが故にバックグラウンドでクラウドサーバに対して自動バックアップをかけていたのに、そのクラウドサーバ群が死んでしまうんじゃぁ、どうしようもありません。
「自分のデータは自分でバックアップしろ」
この業界に限らず、PCを使っているユーザの鉄則でもありますが、それを改めて認識させられる事件ですなぁ。
【15:12】
使用しているOSを修正しました。Windows Mobileではなく、“DangerOS”なる独自のOSだそうです。
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『他社も取り組むべき:Googleのサーゲイ・ブリン氏、ブック検索をめぐる批判に反論』
なんとも凄い反論です。著作者が不明もしくは見つからない書籍を、この記事では「孤児書籍」と言ってますが、それに対する著作権対応について一言も触れてないにもかかわらず
“権利保有者は自分の著作物の価格およびアクセス権を設定でき、また、いつでも自分の著作物をGoogleブック検索の対象外にすることができる”
なんて言われても無意味です。
Googleはこの条項があるから公平だと言いたいようですが、ある著作者がInternetにアクセスする手段を持っているとは限らないですからね。これはStreet Viewでも同じで、例えば自宅周辺の画像を表示させないようにするにはInternetから申請しなければならないのと同じぐらい莫迦げた意見です。
少なくとも日本では、近所の年寄りがInternetを使い熟しているとはとても思えませんし、これで「公平です」という思考そのものが間違えていると思うのは私だけなんでしょうか?
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『Google Voice問題、FCCが調査開始 Googleは「時代遅れの制度」を批判』
Googleに関してもう一丁。これもまた凄い論理です。
“Google Voiceは従来の電話サービスとは異なるため、AT&Tのような電話会社と同じ規制を適用するべきではない”
ったって、実態は同じようなサービスですからねぇ。FCCがどう判断するのか、ちょっと注目したいと思います。
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最後はオマケ
『PFU、Happy Hacking Keyboardの30万台突破キャンペーン』
今やHHKがないと生きて行けない体になってしまった私のようなPC使いにとって、地味に嬉しいキャンペーンです?
Crtlキーを赤にするあたりがニヤリとさせられます。
HHKを使い続けて早8年、もちろん私もキャンペーンに申し込んでみました。当たると良いなぁ。