NetWalkerをフィールドテストしてみる(その3)

Posted at Sun, 04 Oct 2009 11:04:56 +0900 (JST)

今回は実際に1週間(というか5営業日)会社に持参し、バッテリの持ちがどの程度か検証してみた。今後の運用形態に近い試験ですね。

今の会社は昼休みが45分なので、会社で弄れる時間は、昼メシ食って一服した(私は喫煙者です)後になるので「1日30分程度」という条件になります。

【条件】
– 実際に弄れる時間は1日30分程度、合計2時間半程度とする
– 電源断はせずハイバネーション(液晶を閉じる)とする
– やることは、会社からは観れない2chの閲覧およびそれ以外のWebサイトの巡回と、Emacs + WanderlustによるE-mailのチェック(場合によっては送信も)
– 1日目はSH002と接続したダイヤルアップをしていたが、2日目以降は社内に野良無線LANのAPを発見したので、それを経由してWANに出ることとした(これはこれで会社の情報セキュリティ面で極めて問題だが、それには目を瞑ることにした)

【結果】
1週間を通じてバッテリを充電することなく運用することができた。しかしながら、最終日である金曜日にはバッテリインディケータが「極小」を示してしまい、運用時間が伸びていたら充電が必要だったと思われる。
また、合計して2時間半程度の運用で「極小」となるということは、NetWalkerに漏れ電流が存在することが懸念されることとなった。

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【所感】
これは、私は持っていないが、同じくSHARP製のWILLCOM D4でも問題になっていた「バッテリお漏らし現象」がNetWalkerにも存在する可能性を示すこととなった。
本件の回避策は今のところ無いのかもしれない。ハイバネーションが悪いとも言えない。見た目には正常手順による電源断のほうがバッテリを消費するように思えるからだが、こればかりはもう少し運用してみないと判らない。明日から始まる週で再度同じ運用を試むことで見極めたいと思います。