開き直りは見苦しい

Posted at Tue, 31 Oct 2006 08:28:48 +0900 (JST)

『孫社長がお詫び、ソフトバンクのMNPシステム障害で』

最も辛辣(といっても一般的にはこれがマトモ)なのがImpressでした。かなり鋭いツッコミを見せています。
特に「0円という表記」「システムダウンの原因」の箇所を読むにつけ、あの記者会見、かなり緊迫していたんだなぁと思わせるのには充分です。
これは読み応えがあります。一部のアホな2chねらーも黙るでしょう。

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『ソフトバンクの番号ポータビリティ障害、システムへの端末の過接続が原因か』

日経BPは日経本紙がさんざん取り上げているせいか、今回の問題が起きたシステム面での原因しか取り上げていません。まぁいかにも日経BPっぽい逃げ方です。
この記事から解ることは、土曜日や日曜日にも出しましたとおり、SBMはQAというものを全くやらずに、いきなり本番稼動させているのかな、という点のみです。

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『「文化の日前後はMNPと新規のみ受付」──ソフトバンクがMNP受け付け停止の対応策』

そしてITmediaに至っては記者会見すら取り上げられていません。
さすがSB傘下のお抱え会社、自分のことはあまり言いませんね。
出てるのは昨日の日経本紙に出ていたプレスリリースの焼き直しです。

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そして、昨日の夕刻にauが出した数字は強烈でした。

『au、MNPを使った転入ユーザーが10万人突破』

これも各紙が取り上げていますが、解りやすいのはImpressでしょう。素直に読むと“auひとり勝ち、SBM大敗”です。
たった1週間で10万ユーザがウロウロする…これは想像以上の破壊力ですね。
これまでであれば、10万=1ヶ月の純増回線数ですから、それが1週間で動くとなると、経営面への直接的影響が大き過ぎます。
これからもケータイ各社は戦々恐々としなければなりませんねぇ。